2024.05.25

小学生の英検事情・英検を取得するメリット

先日2024年1回目の英検の試験が終わりました。本校からも数人の生徒がチャレンジしていました。

今回は英検について、お話しようと思います。


英検とは、公益財団法人日本英語検定協会が主催・運営する英語検定試験のことです。

英検の正式名称は「実用英語技能検定」と言います。

日本では文部科学省が後援しており、高い人気と実用性を持つ英語検定試験として広く知られている英検は、進学や就活、海外留学など英語力証明が必要な幅広い場面で役立てることが可能です。

資格は自分の実力を試すバロメーターとして、とても有効なものですよね。英語試験といえば、英検というぐらい知名度が高く、進学や就職に有利とされる資格の一つとして子どもから社会人まで幅広い層が受験しています。

また失効するものではないので一度取得すると、一生涯有効な資格として使えます。

英検のスタートは英検5級ですが中学初級レベルと言われています。

ひと昔前は英検5級というと、中学生が受験する試験という印象でした。

しかし今では英検5、4級の受験対象はほどんどが小学生です。

何故、英検を早いうちから取得するのか?

それは

英検は中学校の英語教育の基礎であり、すなわち小学生にとって学ぶ価値のあるものだからです。

英検の内容は単語、文法、長文読解と中学校、高校の定期試験の内容とよく似ており、英検を早いうちから学ぶことで学校での英語をを効率的に習得できることへと繋がります。

また合格したという達成感や自信が中学、高校での英語への苦手意識を軽減することとなります。

英語学習が本格的に始まる中学生までに英語に触れたことがある経験の有無により、中学での英語の理解度が180度変わると思っています。

英語は一見暗記科目のようですが「言語」ですので、集団の授業だけではそう簡単は身につかないのです。

中学英語の基礎でつまづいてしまった子どもたちの英語嫌いが進んでしまうと、ますます学校の英語学習だけで習得を目指すことは不可能になってしまいます。

その為にも幼い頃から時間をかけて英語を耳にしたり英語に親しんでおくことが英語のステップアップにはとても大切なことであり、言語としての英語を自分がどのレベルでどのぐらいできているのか見極めるためにも英検の勉強を通して英検にチャレンジすることは大切なことだと思います。

しかし英検ができたら英語が完璧というなわけではありません。

やはり言語として大切な「伝える」技術は英検の試験だけでは難しいこともあります。

そのため本校では外国人の講師との対話の時間も大切にしています。

毎月簡単の会話形式のテキストを使い、英語で様々なトピックスや内容を「伝え合う」ことにも力を入れています。

本校が開校してから10年が経ちました。開校当初より通ってくれているお子さんもおり、幼い頃から英語に親しんできたことでリスニングテストが得意となり、自信を持って外国人の先生との基本的な会話を楽しんでいます。

また文法も身についているので、中学、高校での英語も難なくこなしています。

子ども達の声をとして「英語テストだからといってテスト期間中に必死で勉強しなくても大丈夫!他の教科の勉強時間に回せる!」など気持ちに余裕のある子が多いです。中高生はテスト科目も多く暗記も多いので大変ですよね。

日頃の英語学習の成果がしっかり発揮され、テストの期間を効率よく工夫できることは大きなメリットです。

ぜひ幼稚園、また小学生のうちから英語を始めてみてください。

将来の子ども達の力になってくれるるはずです!

 

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